債権法改正研修会の講師をしました

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7月13日(金)に、司法書士向けの研修講師をさせていただきました。

1年半後に施行が迫った『債権法』の改正に向けた講義です。

明治時代に民法が成立してから120年、今回の改正で債権分野に大ナタが振るわれることになりますが、その分、範囲も膨大で、今から対策しておかないと間に合いません><

なぜ変更するのか?
どのように変わるのか?
実務に与える影響は?

これらをしっかり理解する必要があります。

今回のテーマは
・改正総論
・消滅時効
・法定利率
・保証
・債権譲渡
・売買
と、2時間で説明するには少し詰め込んだ感がありますが、これでも改正の範囲からすると一部に過ぎません。

今まで全国各地で研修講師をする機会がありましたが、7回目の今回は、初の地元・奈良でした。
だからといって特に緊張とかもなく、普段通りに終わりましたが^^

講師を始めたときは、資料を一度作ってしまえばそれを持って回るだけ、と思っておりましたが、実際には毎回バージョンアップさせているので結構大変です。
特に最近は、パワポを使った講義形式に変えた分、パワポに変換する作業だけでも時間がかかりました。
それだけに自己満足度はかなり高いものに。

(↑講義で使用した資料の一部です。登場人物が三者以上の時は、図で解説が一番)

研修講師を受ける最大のメリットは、自分の知識をブラッシュアップできることに尽きます。
資料をまとめながら、そして実際に講義をしながらそれを実感できます。
なので続けていられるのでしょうね。

来年は相続法、再来年は債権法と、民法改正のビッグウェーブがやってきます。
実務で使えるように、これからも準備していきます。

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