法定相続情報一覧図で手続が楽に

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『法定相続情報証明制度』…何だか長い名称ですが、この制度ができてから1年余りが経ちました。

この制度の最大のメリットは
銀行等での窓口の手続が簡略化できる
ことに尽きます。

相続手続の中で、特に預貯金を解約する場合は
①亡くなられた方の相続関係を戸籍等で証明
②その証明書一式を銀行等の金融機関に一旦提出
③金融機関が確認後、戸籍等は手元に戻る
の流れがありますが、②⇒③で時間がかかります。
戸籍をコピーしているのを待つだけで、1時間を超すことはザラです 😥

多くの金融機関に口座をお持ちなら、店舗をまわるだけでも時間がかかります。
さらに戸籍等の確認やコピーで待たされるのは、結構なストレスです。
そこで法定相続情報一覧図を作成しておけば、②⇒③の時間が短縮できます。
相続関係を証明するための法務局お墨付きの書類ですので、これを金融機関に提出すれば戸籍等の確認もありません。

ただ、一覧図の作成も多少の時間がかかるので、『○○銀行の通帳しか持っていません』というのであれば、無理に作成する必要はありません。

相続手続をできるだけ簡易にするためのツールとしてご活用ください。

 

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